歯科医院で内装工事をしていた時に聞いた話です。アメリカ留学にしても、その他の国への留学にしても、語学力や学力うんぬんよりも、メンタル面が強いかどうかで、留学を無事に終えられるかどうかが分かれるように思います。私が家族葬で枚方の斎場へ行った後、高校の単位交換プログラムでニューヨークに語学留学をした際も、うちの学校で一番頭がいい子、英語ももちろん一番できるような子が、留学終了の期間を待たずして帰国していましたからね。ホームシックというより、日本の自分の部屋が恋しいとか言っていました。
アメリカ留学だけではないとは思いますが、留学しますと滞在先にプライベートな空間なんてほぼないようなものですからね。ホームステイをしたのならば、貸してもらっている自分の部屋はプライベートな空間ではありますけれど、でも部屋を出ればトイレにしてもキッチンにしてもよくは知らない人の空間ですからね。アメリカ留学の途中で帰国した子は、それがダメだったみたいで。
かといって寮になると相部屋ですから、ホームステイの方がまだいいように思いますが。ですからまあ、アメリカ留学に必要なのは語学力というよりも「何事も気にしない適応力」のようにも思います。